明るいモラハラ卒業ブログ

モラハラを卒業するために少しでも誰かの助けになればと思います。

養育費は受け取りましょう

桜が咲き始めましたね。

もう春なんだなあ。

家の中にいると寒いけど、外に出ると暖かいですね。

 

さて、2020年4月より養育費についての法律が厳しくなり、実質自営業でもない限りは逃げられない仕組みになりました。

詳しくは法務省や裁判所等のHPをご参照ください。

www.moj.go.jp

 

私の場合は「家庭裁判所における履行の確保の手続」をせずに、いきなり「強制執行の申立て」を選びました。

手続き自体はすべて郵送やネットで書類を取り寄せることができるので、わざわざ法務局や裁判所に出向かなくてもパソコンとプリンターがあれば自分でできます。

裁判所の書類は細かいところまで厳密にチェックされるので、リテイクはありましたが、きちんと訂正箇所を教えていただいたおかげで一回だけの訂正で済みました。

 

なぜ履行確保の手続きをしなかったかというと、

 

①離婚前から「養育費は踏み倒せる。払わなくていいねん。あんなの払うやつアホや」 と何度も口にしていた。

②調停中の婚費すら遅延したり勝手に減額したり、挙句未払い分も払えないと踏み倒 された。

③調停でも、なかなか家売却に応じてくれず、ずっと前の家のローンを払わなければならならず、こちらの負担に全く配慮がなかった。

④差し押さえられる金額に上限がある。

モラハラ夫との直接の会話はできるだけ避けたかった。常識のある第三者(裁判所、 相手の会社)を挟みたかった。

 

などの理由から、裁判所から催促してもらっても罰則がない限りは無視するか、しばらく振り込まれてもまた滞るだろうことは安易に想像できるからです。

子供もまだ手がかかる年代なので、そういうことに毎月振り回されるのは嫌でした。

また、モラハラという温情など何もない人間に温情をかけたところで、微塵も通じないのは長年見て来たのでよく知っています。

私の場合は相手の会社を第三債務者としたので、もちろん会社で何か言われたでしょうが、養育費を払ってくれていれば何の問題もなかったし、こちらも強制執行をせずに済んだので、本人が蒔いた種が結果として本人に返ってきたまでです。

 

おそらく①に関しては、「払わなくてもペナルティがないなら払わなくていい」という感覚で養育費=子供の成長のためのお金と言う感覚がないのでしょう。父親としての義務を果たせてません。

ていうか、養育費を「あんなの」って・・・。

自分は親に大学まで行かせてもらってるのに、ありがたみとか考えたことがなかったんでしょうね。

 

②も同じ理由で自分のことだけしか考えていない発言ばかり調停で聞かされました。

自分の欲しいものは買ってるのに。

 

ただ、相手がまだ常識がある相手であれば「家庭裁判所における履行の確保の手続」で足ると思います。こちらのほうが手続きも簡単です。

強制執行の手続きは、収入印紙や切手代などで8000円くらいかかりましたし、書類を取り寄せる作業に3週間ほどかかりました。

 

強制執行の場合、相手によっては養育費の差し押さえは相手によっては弁護士を依頼した方がいいかもしれません。

相手がDVなどの場合は弁護士を依頼したほうがいいと思います。

私の場合はモラハラ(DVも少々あり)でしたが、それでも何度か弁護士を依頼した方が良かったかなと思いました。

ただ、前の弁護士さんが相談に乗ってくださったのと、裁判所の方が詳しく説明してくださった方がいたので何とか申請が通りましたが、裁判所の方も電話に出る人によっては言い方がきつい方もいました。

あと、申請の仕方については割と詳しくネットに載っていますが、実際の流れや申請後については私が探した限りあまり詳しい情報がありませんでしたので、事前に調べておく方が良いです。

 

もちろん、大前提として離婚する際はきちんと養育費について決めて公正証書などに文書として残しておくようにしてくださいね。

 養育費は子供の権利ですので、安易にあきらめずにできる限り受け取りましょう。

 

 

 

 

電子書籍といえば国内最大級のhonto電子書籍ストア!