明るいモラハラ卒業ブログ

モラハラを卒業するために少しでも誰かの助けになればと思います。

外食やテイクアウトの記憶

友達との会話でふと思い出したので書き留めておきます。

 

友達が旦那さんと外食に行く時にどういう風に店を決めるのか聞いたのですが、まず「何食べたい?」と聞かれて、そこから店を2人で決めるのだそうです。

私も友達同士ではそうなのですが、元夫の場合は全然違いました。

 

一番記憶に残っているのが、博物館に行った帰りの時の事。

随分長時間並んで入場して見れたので、もちろん私も疲れていました。

お昼でもあったので

「何か食べて帰ろう」

と言った所、

「嫌や!家帰って作れ!」

と言われました。

さすがに

「でも疲れたから食べて帰りたいんだけど」

と言うと、博物館の中にあったレストランを指さして

「メニュー見て来い!」

と言われ、走って見に行かされました。

結局そこには入らずに外のお店に行ったのですが、私の意見など全く聞かず天丼などボリューム満点のいわゆるガッツリな写真の看板を出している店を指して

「ここ!ここ!!!」

と言われて、強引にそこに決定されました。

類は友を呼ぶ・・・のか、そこのお店は店長らしき女性が従業員の女性をヒステリックにずっと怒鳴り散らしてるお店でした。

勿論、お客さんには別人のようににこやかなのですが、それが余計に怖かった・・・💦

ピリピリした空気の中食事をして帰りました。

味はもちろん、何を食べたか覚えてません・・・。

店を出たら「あんな店はあかん」と偉そうに言っていましたが、自分も似たようなことしてるのに自覚がないようでした。

 

テイクアウトも私と子供の好みに合わせて「同じ店の〇〇でいいよ」という配慮は全くなく、

「俺は××の八宝菜がいいからそれ買ってこい」

と楽にするためのテイクアウトが、わざわざ離れてる2軒のお店を自転車で回らなければならないことも多々ありました。

反論しようものなら「じゃあ作れ!」でした。

 

「今日は疲れたから餃子と納豆でいい?」と言った時も夜の9時だったにもかかわらず、却下されて買い物に行かされて作らされました。

ちなみにこの翌日は早朝4時起きしなければならなかったのですが・・・。

 

今思うとモラハラというよりは人格障害だったのかも…と思います。

パートナーを人として見ていないですよね。

ただただ、怒鳴られるのが堪えられなくて我慢を積み重ねていたらどんどん感覚が麻痺して行きました。

常に怒鳴られるのが当たり前の状態だったので、他人から「(元夫の)言い方がきつい」と聞いてやっと気づくことが多々でした。

友人も「離婚後だから言うけど、初めて(元夫と)会話した時、とても奥さんの友人に対する言葉遣いじゃないと思った。失礼すぎて驚いた」と言っていました。

調停でも、調停員の方から「(元夫が)言ってることがおかしい。常識がない。呆れた」という感想を聞くことが多かったです。

 

モラハラの渦中にいると、その時をしのぐことが精一杯になっていたなと思います。

小さい子供をかかえているとなかなか外との交流は難しいと思いますが、なるべく友達やいろんな他人と会話して自分の感覚を取り戻す時間を確保したほうが、自分の状況に気付きやすいと思います。