逃げていいんだよ
モラハラに耐えられないと思ったら、まずは逃げることをお勧めします。
「物理的に距離を取る」
これ、すごく大きいです!
実家に帰れる人は帰る、別居できる人は別居する、それも無理な場合はせめて自分の部屋を確保する。
DVなどの場合は市役所や警察に相談してシェルターなどに逃げる手もあります。
もちろんこれは最終手段ですが、公的機関に相談するだけでも色々教えてくれます。
市役所も警察も今はDVやモラハラに力を入れてるので、思ってるより親身になって相談にのってくれます。
特に離婚調停や裁判に入る前には、別居することをお勧めします。
別居すると最初の数か月くらいはすごく気分が不安定な状態になると思います。
ならない人もいるかもですが・・・。
私も泣いたり、怯えたり、怖い夢をみたりしました。
その時は友達や兄弟や親など、信頼できる人に話を聞いてもらいました。
女性センターなど公的機関の無料のカウンセリングなんかも利用するといいと思います。
そのうちだんだん落ち着いてきます。
そうしているうちに少しずつ自分が戻ってきます。
ふとしたことから、
「自分はこれが好きだったなあ」とか、
「もうこれ気にしなくていいんだ!」
ということに少しづつ気づきだします。
「これはもういらない束縛だ」と思う気づきが出てきたら手放していきましょう。
例えば、「ハンバーグの作り方はこうしろ」とか「晩御飯にパスタはあり得ない」とか。
自分の好きな作り方、食べたいものに戻しちゃってください。
そうしているうちにだんだんと解放されていきます。
客観的にモラとの生活を振り返ってみると、「やっぱり変だよね」という事が確信できるようになってきます。
そうするとだんだんと自分の世界が分かってきて、違和感のあるものを区別できるようになり、境界線ができてきます。
逃げることは負けじゃない。
立派な手段の一つです。
まずは自分を取り戻しましょう。
自分の人生は自分のものです!